株のシステムトレードをしよう - 1から始める株自動取引システムの作り方

株式をコンピュータに売買させる仕組みを少しずつ作っていきます。できあがってから公開ではなく、書いたら途中でも記事として即掲載して、後から固定ページにして体裁を整える方式で進めていきます。

HyperSBIからエクスポートした歩み値に、疑似秒を付与

擬似的な秒情報を歩み値に付与する。

HyperSBIからエクスポートしたCSVの歩み値には、秒情報が存在しない。例えば、下記のようになっている。

20210909,1101,            100,      54390
20210909,1100,            100,      54390
20210909,1100,            100,      54390
20210909,1100,            100,      54390
20210909,1100,            200,      54400
20210909,1100,            300,      54410
20210909,1059,            400,      54400

このままだと使いにくい。なぜなら、(00秒〜60秒]つまり00秒を超え、60秒以下の情報が全て切り捨てられてしまっているため、1分進むとティックがジャンプしてしまうためである。

そこで、各時・分において、存在する歩み値に対し、均等に「何秒」を付与することにした。多少偏りが出るかもしれないが、無いよりマシ程度のものとして許容する。

例)11:00が5件のレコードが存在する場合、それぞれ下記のように秒を付与する。

[11:00:00, 11:00:12, 11:00:24, 11:00:36, 11:00:48]

これにより、先の例は次のようになる。

20210909,1101ss,            100,      54390
20210909,110048,            100,      54390
20210909,110036,            100,      54390
20210909,110024,            100,      54390
20210909,110012,            200,      54400
20210909,110000,            300,      54410
20210909,1059ss,            400,      54400

※ssにも、同じように処理した結果の秒が入るものとする

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