代用有価証券とは、委託保証金として現金の代わりに差し入れる証拠金相当の有価証券である。
例えば、1000万円分の現物株を持っていて、ある一定の割合で現金同等として扱ってもらうことができる。この一定の割合をその代用掛目(だいようかけもく)といい、80%のことが多い1。
証券会社によっては、投資信託も代用有価証券として扱ってもらえる。例えば、SBI証券も投資信託の代用有価証券としての扱いに対応している2。
ただし、注意が必要なのは、NISA扱いで購入した株式や投資信託は、代用有価証券として扱えない3。著者はこれを知らずヒヤッとしたことがある。