迷った結果、さくらのVPS for Windows Server にした
GCP の GCE や AWS の EC2 も検討したが、さくらのVPSを借りるのと大きく料金が変わらないため、後述の理由より、さくらのvpsを採用した。
第一に、月額1000円でvpsを借りて、シャットダウンせずVPNサーバ兼用として動作させると安上がりな点。
なお、さくらのVPSは転送料無制限なので、その辺の心配も不要である。
第二に、 IaaS と違い、料金のキャップ(上限)が存在するので、事前にいくらかかるかわかる点。クラウド破産1する心配も無い。
本記事では、さくらのVPS for Windows Server を借りるまでの一連の手順を紹介する。
契約のフロー
下記のURLから契約できる。
なお、著者は既にさくらのVPSのLinux版を使っているため、既存のアカウントでそのままシンプルに契約に進められた。
ログインすると、プランの選択画面が表示される。スペック不足なら後で返れば良いので、最小構成の W1G
を選択。なお、ゾーンは石狩しか選べない。
追加でお金を払えば、MS Officeも利用できるようである。
支払い方法は、既に現在支払っているクレジットカードが自動的に表示された。便利である。
お試し期間中は帯域制限がかかっているので、外したいならいきなり本登録しよう。著者は今は帯域制限がかかっていても十分OKと判断し、利用するを選択した。
約款を読んで、同意するならチェック。
確認画面
入力した内容が表示される。問題なければ この内容で申し込む
を押す。
サーバへログイン
Windowsサーバへは下記URLからログインできる。
コントロールパネル
ログインすると、下記のサーバー一覧画面が表示される。
Windowsサーバをクリックすると、下記の管理画面が表示される。 起動
ボタンをクリックして、起動する。
状態が 稼働中
になったら、 コンソール
→ VNCコンソール
で、Windowsの画面がブラウザの窓の中に表示される。
しばらく待つと、おなじみのログイン画面が表示される。この画面では Ctrl
+ Alt
+ Del
を押せと表示されているが、押さなくて良い。正解は、「画面右上の Ctrl + Alt + Del
ボタンを押す」だ。これを押すと「Ctrl
+ Alt
+ Del
を押したことにする」信号を、ブラウザのウインドウの中の Windows (ややこしいな)に送ることができる。
なお、押すとどうなるかだが、mac の人はそもそも Alt
キーがないし、Windowsの人は今押すとブラウザの中のWindowsではなく、今使っている外側のWindowsが反応してしまう。
Windowsの ID&PW はメールに記されている
画面右上の Ctrl + Alt + Del
ボタンを押して信号を送ると、Windowsからいきなり設定もしていないログイン用のIDとパスワードを聞かれる。これらは [さくらのVPS] 仮登録完了のお知らせ
というタイトルで届くメールに記載されている。
これで Windows サーバを借りる手続きは終わり。続いては KABU+ のサーバを WebDAV でマウントして、同期ツールでCSVを同期する。
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設定ミス等により、想定する料金を大幅に上回る請求が届くことをいう。↩