株のシステムトレードをしよう - 1から始める株自動取引システムの作り方

株式をコンピュータに売買させる仕組みを少しずつ作っていきます。できあがってから公開ではなく、書いたら途中でも記事として即掲載して、後から固定ページにして体裁を整える方式で進めていきます。

技術メモ:リアルタイムトレード(ライブトレード) その6 方針転換

そもそもの思い違いをしていたようだ。

www.backtrader.com

リアルタイムトレード(ライブトレード)には予め3つの業者のものが backtrader には用意されており、それは以下のものである、ということに気付いた。

  • Interactive Brokers
  • Visual Chart
  • Oanda

てっきり、 Interactive Brokers (以下IB) というクラスがあって、それをつかってリアルタイムトレードをするのだと思っていた。同名の証券会社があるのも知っていたが、たまたま同じような名前、あるいはあやかってクラス名に付けたのかと考えていた。しかし、そうではなく、 IB 専用のクラスということだった。

Visual Chart も、リアルタイムトレード用の良い感じのチャートがあるのだと信じていたが、そうではなかった。その証拠に、Oanda は昔からFXの業界で個人向けにもAPIを提供し続けていた会社であることを筆者は知っている。それが "(Interactive) Brokers" "Visual Chart" と並列の関係で置かれているのだとしたら、それら2つもおそらく証券会社かそれに準ずるものである、と気付いたわけである。

これを受けて、これからの方針を変えないといけない。 Oanda は oandapy/oandapy を使用しているようである。 IB も同様、 blampe/IbPy を使用している(一番最初に書かれていた…)。同様に Visual Chart も、 mementum/comtypes を使用している。

つまり、APIサーバとのI/Oをどうにか用意できれば、 broker 等は何とでもなりそう、という目算が付いた。なので、ここ最近で最もサーバとのI/Oを何とかできそうな下記2社に絞ってみたい。

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