前回の記事
前回は、KABU+ の紹介をし、KABU+が採用するデータ配布手段である WebDAV について調べた。
how-to-make-stock-trading-system.dogwood008.com
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今回の内容
実際に KABU+ を契約し、いろいろ試したことで、契約前と後での気づきをまとめる。
契約
契約自体は簡単であった。プランを選択し、PayPalで支払いを済ませると自動でID&PWが届くので、それでログインする流れになる。
ファイルの取得Path
どのような Path でどんなファイルを取得できるかを書きたかったが、マニュアルがログイン後の画面にしか用意されていなかったので、ここに記すのはやめておく。お金を払って会員になった人は、 directory.pdf
に記されているので、それを見れば全てがわかるようになっている。
日本株はその日の始値、終値、高値、安値で1ファイルになっていた。各個別株の2018年から1年毎の今日までのそれらも、証券コードと年別で独立したファイルになって取得可能であった。
翌日の売買株を判断するには前者を、バックテストには後者を使うと便利そうだ。
日証金融資・貸株残高データと逆日歩銘柄一覧データ
これらは大引け後ではなく、それぞれ11:40頃と10:40頃に更新される。つまり、取引時間中、あるいは休憩時間中に最新値を取得できる。
これは当日の取引の参考に使えそうである。
このデータも2018年から当日までのデータが揃っている。
JSON形式も存在する
CSV形式だけだと思っていたが、JSON形式でも取得できるようである。JSONは仕様でUTF-8の使用が強制されている1ので、Shift-JIS+CRLFからの変換の手間は要らない。だが、表形式データについての人間による扱いやすさという点では、CSVの方が扱いやすいかもしれない。個人の好みによる。
一旦、本日の調査はここまでとする。