株のシステムトレードをしよう - 1から始める株自動取引システムの作り方

株式をコンピュータに売買させる仕組みを少しずつ作っていきます。できあがってから公開ではなく、書いたら途中でも記事として即掲載して、後から固定ページにして体裁を整える方式で進めていきます。

技術書典11 もう少し具体的な内容

昨日の記事では、ざっくりとした目次を書いた。

how-to-make-stock-trading-system.dogwood008.com

今日はもう少し詳細に書こうと思う。結局Dockerイメージを Run すれば一発で株価取得できますよ、というのは、以前挑戦して一旦打ち切った。

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この理由として、自動同期ツールがVBAで提供される都合上、Windowsで実行する必要があることと、Windows 用の Docker イメージ化は(少なくとも筆者が実施していて)楽しくなかったことが挙げられる。ベースとなるイメージに制限があったり、ライセンスの問題がついてまわったり、Linux用のそれと比べて圧倒的にWeb上に情報が少なかったりといったことが原因である。

そこで、改めて Linux 用の Docker イメージをベースとして、書き直そうと思う。大まかな方針としては、最初だけWindows用一括同期ツールか、mac用の接続手順でWebDavをマウントするか、UbuntuをベースイメージにするならWebDavをマウントすることで一括同期することを考えている。以降は、日次バッチでその日の差分を取得して、ローカルまたはリモートにあるDBに対し、差分を挿入すれば良い。当然、読み出す際はDBとして読めば良いし、メジャーどころであれば pandas からそのまま呼び出せる(SQLiteを読み込み書き込みする例)。

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