最近、米国株式を買い始めた。手仕舞いの時には円貨と外貨を選べるようだが、「外貨決済して円安になるまで外貨でホールドしておく」ということを考えていた。
しかし、税制についてよく調べるとどうもFX(証拠金取引)で差金決済したて利益が出た場合と、現物(外貨預金口座)で為替利益がでた場合とで、かかる税率が倍以上変わってくるという情報を目にした。
FXで差金決済したらいくら儲けても税率20%なのに、現物でやると住民税と併せて最高税率55%になるの、不思議感ある
— どっぐうっど @ 技術書典10「Fintechで儲かりたい!- 入門編 -」ありがとうございました! (@dogwood008) 2021年4月22日
Twitterでは短くまとめたが、要するにFXだと雑所得分離申告課税のため、所得税と住民税で一律20%(+復興特別所得税)だが、現物だと雑所得総合課税で、他の所得と合わせて累進課税され、所得税と住民税とで最高で55%(+同)の課税がされる、という理屈である。
正しいかどうかは知らんし、55%も課税されるほど儲けてないし(むしろ損した分の逆所得税を国費で補填して欲しい)、たちまちどうってわけではない。
しかしながら、自分が色々勉強したりリスクを取ったりして儲けたうち、その数十%を国がかっさらっていくのを考えると、正直うーんという感じは否めない。